細かい手作業からくる肩こりの解消法
細かい作業してますか?
腱鞘炎や肩こりでお悩みの人の中で多いのが、細かい手作業たくさんしている人です。
洋裁大好き!
絵を描くのが大好き!
という人は、肩まわりの筋肉が固くなりやすいです。職業別で見ても、やはり漫画家さんや作家さんは腱鞘炎や肩こりになりやすいです。
このように細かい作業をよく行う人は、三角筋(さんかくきん)や大胸筋(だいきょうきん)という筋肉が緊張しやすいです。とくに、腕の筋肉でもある「三角筋」のほぐし方についてご紹介します。
三角筋のほぐし方
三角筋前部線維
三角筋の中でも胸と肩の前側にあるのが、三角筋前部線維(さんかくきんぜんぶせんい)です。
鎖骨の下面(外側)にある筋肉です。この筋肉をストレッチするには①胸を張る②腕を後ろに持ってくる、がオススメです。
鎖骨と肩甲骨を背骨の方に寄せるイメージで、腕を後ろに持っていきながら胸を張りましょう!
鎖骨下外側ほぐし
手の使いすぎで起こる肩こりには、鎖骨ほぐしも有効です。鎖骨の下面で、外側の部分の皮膚をつまんでほぐしましょう。
肩の前側から胸のあたりにかけてつまんでいきます。凝っているところ、痛気持ちいいところを見つけてつまんでほぐしましょう。1箇所あたり5秒程度行ってみてください。
胸鎖乳突筋ストレッチもオススメ
肩こりがひどく、鎖骨ほぐしではコリが取りきれない人は胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)のストレッチがオススメです。
洋裁や描画で、このような頭の位置になっていませんか?
頭が前に出ていると、胸鎖乳突筋が固くなってしまいます。胸を押さえながらアゴを天井に突き出すようにしてストレッチしてみましょう!
以上になります。今回、紹介した鎖骨ほぐしは日本テレビ「ヒルナンデス!」(2019年4月22日放送「それいけ!森四中!肩こり編」)、テレビ東京「なないろ日和!」(2019年4月23日放送「ツラい肩こり どうする?!」)で取り上げられたものです。即効性もあるので、ぜひ試してみてください。