歯ぎしり・食いしばりからくる肩こりの解消法

ストレッチ, 原因, 肩こり, 鎖骨ほぐし

ストレスによる食いしばりと歯ぎしり

ストレスを溜め込みやすい人は、寝ている時などに歯ぎしりや食いしばりをしている人が多いです。自分では気がついていないケースも多いので、歯の状態をチェックしたり、ほっぺたの筋肉の固さなどをチェックしてみましょう。

歯ぎしりや食いしばりをたくさんしてしまうと、ほっぺたの筋肉だけでなく、頭の筋肉(こめかみの筋肉)や首の筋肉も緊張してしまうのです。

首の筋肉では、特に胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉が緊張してしまいます。胸鎖乳突筋は鎖骨にくっついている筋肉です。鎖骨にくっついている筋肉は全部で5つありますが、そのうち、鎖骨の内側上面にくっついている筋肉です。

鎖骨周りの筋肉

これら首の筋肉が緊張することで、肩こりを引き起こしている可能性があります。この肩こりの1番の解消法は、歯ぎしりや食いしばりを引き起こさないためにストレスを解消することです。

しかし、ストレスの原因を解消することは現実問題難しいですよね。そこで、筋肉の緊張をとるマッサージ、ストレッチをご紹介します。

ほっぺたの筋肉マッサージ

まず、歯まわりのほっぺたの筋肉で固くなってしまっているところをほぐしていきましょう。

ほっぺたの筋肉マッサージ

ゴリゴリ、グリグリとマッサージする必要はありません。やさしく緊張をほぐすように行ってください。

こめかみや耳の下の首の筋肉が固くなっている場合も多いので、そこもやさしくマッサージしてあげましょう。リラックスして行うことが大切ですので、入浴中や就寝前などに行ってください。

胸鎖乳突筋ストレッチ

次に、固くなってしまった首の筋肉(胸鎖乳突筋)のストレッチをしていきましょう。

胸鎖乳突筋ストレッチ

胸の皮膚を下方向に両手で軽く押さえます。その状態のまま、アゴを天井に突き出すようにしてストレッチします。アゴを天井に突き出した状態で、左右を向くことで首全体のストレッチが行えます。

鎖骨ほぐし(鎖骨上内側ほぐし)

最後に、鎖骨ほぐしを行います。鎖骨の内側上面の皮膚をつまみます。少しずつ位置を変えながら固いところを見つけ、ほぐします。1箇所あたり5秒程度行っていきましょう。

鎖骨ほぐし(鎖骨上内側ほぐし)

以上になります。今回、紹介した鎖骨ほぐしは日本テレビ「ヒルナンデス!」(2019年4月22日放送「それいけ!森四中!肩こり編」)、テレビ東京「なないろ日和!」(2019年4月23日放送「ツラい肩こり どうする?!」)で取り上げられたものです。即効性もあるので、ぜひ試してみてください。

ひどい肩の不調を抱えている方は、肩専門店APULA高田馬場へお越しください。一時的な快楽ではなく、根本的な改善を目指します。

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